緞帳(どんちょう)

 

人生の幕を閉じるとき・・

こうありたいなということを歌にしました。

ちょっぴり笑えてちょっぴり泣ける・・・そんな歌です。

 

作詞・作曲・編曲・ピアノ弾き歌い・・・鮎



ねぇ、今わたしがあなたをどれくらい好きかなんて・・ 
それよりも、10年後のふたり20年後、もっともっと先のふたり ・・きっと今と同じ気持でいられるよね・・・? 


やがてあなたの毛根が全部消えて 
髪の毛のとどまる場所がなくなったとしても 
きっと私は今と何も変わらず あなたの頭を 
そっと抱き寄せて こう言うだろう   

「愛してたのは髪の毛じゃないよ」 

いつか私の顔がシワでいっぱいになって 
笑ってるんだかなんだかわからなくなったとしても 
きっとあなたは今と何も変わらず 私を見つめて 
シワを数え幸せそうに こう言うだろう   

「君の笑顔はホントに最高だよ」 

私の足が弱って腰も「く」の字に曲がって 
かっこよくあなたと並んで歩けなくなったとしても 
きっとあなたは私の曲がった腰に そっと手を添え 
優しく撫でながら こう言うだろう   

「君への思いは真っ直ぐのままだよ」 

時が何度も季節の風に二人を乗せて 
ゆったりとゆっくりと時代の波を押し流し  

Lu...Lu...Lu... 

いつもあなたのそばに寄り添い一緒にいるから 
お互い老けていくのに全く気づいてなくて 
あなたは何十年たってもカッコいいイケメンで 
私はいくつになっても最高の美女   

ずっと変わらない二人の思い込み^^ 

いつか私がこの世界から静かに幕を下ろすとき 
最後に私の瞳に映るものが  この世で今   
一番大切で大事な 私の大好きなあなたであればいい 
あなたでいてほしい・・・・  


2008.10.11 up