戦士 ~西へ~


たとえ身も心も傷ついても人はまた希望を見つけに明日に向かって進んで行く。 


という思いをこめたオリジナルソングです。


作詞・作曲・編曲・ピアノ・歌・・・鮎



いくつもの傷を負った 
戦士は立ち止まり 
流れる涙をぬぐうこともなく 
何度も何度も振り返った 

それでも戦士はまだ 
歩く足を止めずに 
明日という日が来る限り 
前に前に進むだろう 

生きることの重さと 
愛することの尊さを 
誰に教えられるでもなく 
自分の痛みで知るだろう 

広い大地を眺め 
ちっぽけな自分を見つめ 
広がる海のように君を 
深く愛したいと願った 

君の想いは何処へ 
旅立っていったのだろう 
確かにあの日 君と一緒に 
同じ空を見ていたはずなのに 

遠きあの日の夢を 
今も胸に抱いたまま 
届かぬ思いを乗せて雲は 
ゆっくり西へと流れゆく 

人は誰かを愛し 
人は誰かを失い 
それでも人は幾度も何度も 
手を伸ばしてしまうのだろう 

どんなに傷が痛くて 
どれほど傷が深くても 
戦士はまたひとりで何かを 
見つけに旅に出るのだろう 
何かを信じているのだろう・・・


2008.01.05up